出版社内容情報
市場はもはや死んでいる。政府による金融操作が市場原理を破壊していく。この現実を直視し、回避できた投資家だけが生き残る!
世界は金融緩和という禁断の毒薬を飲んでしまった。これからその禁断症状が出てくる。変動率(ボラティリティ)が上がり、経済は不安定化する。乱高下する市場を政府当局が強力に統制していく。その政府の統制を事前に知る金融機関だけが富を独り占めにするのがこれからの経済になってくる。日本もすでに自由主義経済とか市場原理の国ではなくなった。今や株式、債券、為替も、すべて統制されている。この市場操作を見抜くことで儲けを出すべきだ。
【著者紹介】
1953年福岡生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授などを歴任。副島国家戦略研究所を主宰し、日本人初の「民間国家戦略家」として講演、執筆活動を続けている。日米の政界に独自の情報源を持ち、金融経済からアメリカ政治思想、法制度論、英語学、歴史など幅広いジャンルで鋭い洞察と緻密な分析に基づく論評を展開している。
内容説明
これから金融市場は、変動率(ボラティリティ)を操作されてゆく。いい加減に気付け!日本が自由主義経済とか市場原理の国だというのはウソだ。今や株式、債券(金利)、ドル円(為替)、金(ゴールド)も、すべて統制されている。投資家は政府による市場操作(操り)を見抜くことで儲けるべきだ。
目次
第1章 これからの金融相場を予測する(政府が株式の吊り上げをやるから日経平均は少し上がる。だが…;NY株も日本株もこの1年は乱高下が基調だ ほか)
第2章 金融市場はとっくに統制されている(4月からの消費増税がアベノミクスの致命傷になる;2013年の大納会が安倍政権の絶頂期だった ほか)
第3章 変動率(ボラティリティ)に踊らされる日本市場(日本の株式市場は操作され続けている;政府の市場統制を織り込んで予測しなければならなくなった ほか)
第4章 アメリカは“金殺し”と“新興国殺し”で生き延びる(日米欧の先進国はインチキ経済をやり続けるしかなくなった;日本の財務省と黒田日銀総裁は「インフレ率2%」など考えていない ほか)
第5章 靖国参拝で日本は世界を敵にまわした(アメリカはなぜ安倍首相の靖国参拝に怒ったのか;アメリカの意志は、「靖国参拝するな」だった ほか)
著者等紹介
副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授などを歴任。副島国家戦略研究所(SNSI)を主宰し、日本人初の「民間人国家戦略家」として、講演・執筆活動を続けている。日米の政界・シンクタンクに独自の情報源を持ち、金融経済からアメリカ政治思想、法制度論、英語学、歴史など幅広いジャンルで、鋭い洞察と緻密な分析に基づいた論評を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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